龍門山(紀州富士)
2015年1月20日
和歌山県紀の川市にある龍門山に登ってきました。先日、生石ヶ峰に登りましたが、その帰り道、堂々とそびえる山が心残りでした。それが今回の紀の川平野に君臨する名峰・龍門山です。「紀州富士」ともよばれています。雪の多い滋賀県とは違い、今回も陽だまり登山です。JR粉河駅を過ぎ、龍門保育所近くにある駐車場に車を止めました。車が一台ありましたが、登山客ではなさそうです。山裾には果樹園が広がっています。柿、桃、梅、ミカンなどなど。そうそうキウイの枝もありました。果物を運ぶレールが幾筋も用意されていました。
和歌山県です。日差しも明るく、照葉樹林の葉がきらきらしています。竹ものびのび育っていました。
このお地蔵さんを過ぎると田代峠です。
磁石岩という磁性をおびた岩です。
山頂です。和泉山地や紀ノ川が眼下に見えます。
昼食後、中央コースを取りました。松林の中の道には松葉のじゅうたんが敷いてあるようです。ぷーんといい匂いがします。
笹の道が広がっています。
この山の一番大きな蛇紋岩の明神岩です。
超ご近所さんの足が写っています。登って下を見るとぞくぞく、ムズムズします。
隣には龍門山の名の由来の九頭龍王が出たという風穴がありました。
ミヤマシキミの緑がきれいです。
眼下には紀ノ川がゆったりと流れています。かえ
一本松を経てもと来た道を戻りました。コンクリートの道が膝にこたえます。
やがて、駐車場に着きました。
朝のもう一台の車は道を隔てた新築工事の方のものでした。
人懐っこい方でわざわざ話に来られました。
「滋賀にも良い山あるやろに、あの山に何があるや?」・・・・・・写真を見せると「ふーん」「地元やけど一回も登ったことないししらんなぁ・・・・」「気つけて帰ってや・・・」
そうなんですよね。灯台下暗しといいます。近くにあるものは気が付きにくいものなんです。
帰路、大津のSAで一休み。琵琶湖がいつものように水を満々とたたえて輝いています。良いところに住まわせてもらっています。
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